「 Rigur (RGD 450) 樹脂」デジタルマテリアル機能追加、「ASA樹脂」新たに8色追加

ニュースリリース

ストラタシス社製3Dプリンタ新樹脂取扱い開始

「 Rigur (RGD 450) 樹脂」デジタルマテリアル機能追加、「ASA樹脂」新たに8色追加

アルテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:張能 徳博/ちょうのう のりひろ)は、2月3日(火)3Dプリンタ業界最大手のストラタシス社が本日リリースした、Polyjet方式3Dプリンタにて使用可能な樹脂「RigurRGD450」のデジタルマテリアル機能の追加と、FDM方式3Dプリンタにて使用可能な「ASA樹脂」8色を新たに商品ラインナップへ追加いたしました。また、当社のタイ法人アルテック・アジア・パシフィックでも同様の取扱いを開始いたします。

強度、柔軟性、耐久性を更に強化したPPライク材料Rigur (RGD450)

ストラタシス社の持つテクノロジーの一つ、Polyjet方式にて使用可能な樹脂「 Rigur (RGD 450)」がデジタルマテリアル機能追加となり、使用の幅が更に広くなりました。

昨年4月にリリースされた「Rigur (RGD 450)」は、靱性、柔軟性と耐久性を改善した樹脂であり、強靭なポリプロピレンライク素材での造形が可能になりました。高い耐衝撃性と寸法安定性により、しっかりと閉じる蓋やバックル、キャップを忠実に再現し、スナップフィットなどの用途に最適です。また、耐久性と曲げ強度の向上により、Rigurで作成したモデルは、薄肉で柔軟性が必要とされるヒンジ機能テストにも対応できます。デスクトップタイプである「Objet30 Pro」より使用可能であり、リリース以降、ユーザーより大きな反響を呼んでおります。

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デジタルマテリアルとは?

複数種類の樹脂の混合比率を変えた複合特性樹脂のことです。樹脂の組み合わせは、1000種類以上となり、モデルの色や物性の違いを表現することが可能です。ゴム系+硬質系の組み合わせによりゴムの硬度を変えられることは、特にグリップなどの質感やフィット感の確認に最適です。
本機能は、ストラタシス社のPolyjet方式であるConnex2以上の製品にて使用可能となります。

現行機種のデジタルマテリアルのお勧め対応機種はこちら

ASA樹脂(耐候性アクリレート樹脂) 2色から8色追加

アイボリー・黒の2色だったものが、赤・オレンジ・イエロー・ミドリ・青・白・ダークグレイ・ライトグレイの8色が追加され、計10色のラインナップになりました。

「ASA樹脂」とは

ストラタシス社の持つテクノロジーの一つ、FDM方式のハイエンド機種であり、標準的なABS樹脂以外の工業用プラスチックが使用可能な「Fortus 360mc」「Fortus 400mc」 「Fortus 380mc」「Fortus 450mc」および「Fortus 900mc」に対応する「ASA樹脂」が昨年9月にリリースされ、取扱いを開始いたしました。

本樹脂は、ABS樹脂の特性に匹敵し、より優れた耐熱性と耐候性を備えているため、今まで紫外線による劣化により使用することが懸念されていた屋外でも使用が可能になりました。

また、表面もマットな仕上がりのため、スポーツ用品、自動車部品やアクセサリー等のデザイン性のあるプロトタイプにも最適です。

製品情報 Stratasys F170
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